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治療方法

マイボーム腺機能不全:MGD

ドライアイの主な要因の一つが、涙の中の油分の減少です。こうした状態は「MGD(マイボーム腺機能不全)」と呼ばれています。点眼薬、マイボーム腺圧出、ホームケアの案内など、総合的に治療を行っております。
当院で導入しているOptiLight(オプチライト)は、まぶたの周りの皮膚に特殊なライト(Intense Pulsed Light)を当てることでマイボーム腺より油分の分泌を促し、炎症を抑え、ドライアイの症状改善につなげる治療法です。皮膚科領域では早くからシミ取りなどの施術に導入されていましたが、2013年にアメリカ合衆国の眼科医であるDr.Toyosがドライアイ治療に効果があることを発表、その後世界中に広がりを見せ、2022年12月に日本でOptiLightが薬事承認されました。OptiLightはMGD(マイボーム腺機能不全)を伴うドライアイに対する治療を目的としたIPL(Intense Pulsed Light)治療機として、日本で初めて薬事承認を受けた医療機器です。(OptiLight M22 IPLモデル 承認番号 30400BZX00293000)

マイボーム腺圧出

まつ毛の根元より少し内側にマイボーム腺と呼ばれる、油分を出す腺があります。このマイボーム腺が詰まる、油分が出にくくなるなどの状態があると、油分が減りその結果目が乾きドライアイの不快な症状を起こします。マイボーム腺に圧をかけ、詰まりを押し出す治療を行い、状態を改善します。さらに、毎日のホームケア(マイボーム腺周囲の洗浄)なども行っていただくとより効果的です。

点眼

症状、病状に合った点眼薬を使用することで、ドライアイの状態をコントロールします。目の潤いを保つもの、粘膜の状態を改善するもの、殺菌し炎症を抑え、マイボーム腺からの油分を増やし目の潤滑を良くするものなど、様々な種類の目薬があり、状態に合わせてキメ細やかな点眼薬処方をします。